『ラブライブ!』映画はなぜロングヒットした? さやわかが作品の構造から分析
「先着の特典配布が終了した後も、今作は動員を伸ばし続けました。そして、その際に映画館で目立ったのは、女子中高生などの姿です。このことは、『ラブライブ!』がいわゆる”萌え文化”を愛好する男性ファンだけに訴求するものではなく、同世代の男女が共感し、応援できるコンテンツとしても消費されていることを示しています」
『ラブライブ!』の登場人物は、これまでの”萌えアニメ”にも通じるタッチで描かれているが、そのストーリーはむしろ”スポコン漫画”に近い。『けいおん!』に代表される”空気系”といわれるオタク系コンテンツは、2000年代後半をピークに徐々に人気が落ち着き、その後は『ラブライブ!』のような作品が増加したという。
けいおん!もラブライブ!もクオリティは高いし音楽が非常に良い!!